鳥のさえずりで目を覚ますと朝の5時です。
梅干しのおにぎりを食べて、すべての展示を完了させるため最後の作業に向かいます。
ここまでの作業でやりたい形は達成できました。
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ハッカー寺子屋 |
撤収の準備をしていると箱一杯に入った大量のジャンクパーツが見つかりました。
そういえば、大物の展示に追われて仕上げとなる床の展示を完全に忘れていました。
ラーメンの作法の「チャーシューは最後に食べる」という肝心の儀式が終わっていないというところです。
奇声を発しながら狂ったように床にジャンクパーツをぶちまけてぐったぐたにひっ散らかします。
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床はゴミだらけの横着者 |
作業時間は数分。これがしたかったのです。
現在、街中で使用すると違法とされるブツがいくつか混ざっていますが、あくまでも資料としての展示なので大義名分はあるかと思います。
そんなわけで、ついに完成しました!
完成した『ハッカー寺子屋』を紹介します。
まずは入り口です。
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来館者側から見たところ |
ロボットリーマンの末路みたいな死にかけ病気人形が出迎えてくれます。
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死にかけ病気人形 |
中央には半笑いした三億円強奪犯の電動式指名手配書です。
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三億円強奪犯の電動式手配書 |
右上には携帯電話電波妨害装置です。
ボタンを押している間だけ半径5メートル程度の範囲にある携帯電話を圏外にします。
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携帯電話妨害装置 |
さらに右上を見上げるとオブジェ化したヤバい感じの装置があります。なんの装置だったか忘れましたが大丈夫だと思います。
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なんだかわからないがヤバそうな装置 |
内部を覗くとレゲエなハカーがJPNICのrootを取って「ふぉーーー!」と叫んでいる瞬間です。
そして、巨大な基盤の壁、緑の公衆電話、積み上げた本と空き缶が崩壊する瞬間です。
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JPNICのrootをとってテンション↑↑↑ |
右の壁はDJ不可能なDJブースです。
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本当は天井につけたかったDJブース |
左の壁は自分たちの脳内の頂点にいるハカーの脳内です。たぶん。
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争いが嫌いなrootzero氏は藁人形に五寸釘を打たない |
メインのキーボードもガッツリとマカ~しています。
散らかしているわりに抜いたパスワード、ログなど他人の個人情報が入ったディスクだけは几帳面に扱います。
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ハッカーにとって個人情報とlogは命 |
床はグチャグチャでなにがなんだか説明ができないので自分で考えてください。
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Apple純正の電卓 |
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鍵開けは鍵を使わずピックで行う |
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ソフマップ、マック、カップラーメン、炭酸飲料 |
自分たちは敵対するプロのハッカーに狙われているため、彼らのアタックに備え「ハッカー撃退スプレー」も2本用意しています。これでセキュリティレベルが最強となります。
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ハッカー撃退スプレー(売り切れ) |
MIDIプロトコルでデータを発信する装置です。右端にスピーカーが内蔵されていましたが邪魔なのでのこぎりでブッた切っています。
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誰もが買ったMIDIキーボード |
クロックアップした当時のMacintosh最高峰機種とされたQuadra800です。当時はHackintoshともじられていました。
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価格は忘れたが高価だったQuadra |
ブルーボックスです。Appleの創始者Steve Jobsといった一部のハッカーたちしか扱えなかった代物です。
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なんちゃってブルーボックス |
天井を照らすレーザーにトラブルが起きたので、館内に落ちていた植木鉢のカゴを取り付けました。倒れかけの空き缶は毎日飲んで気合いを入れていたRedBullです。
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横着者が引き起こす崩壊の瞬間 |
看板です。社長の自作です。普段はやらないだけで、本気を出したらなんでもやってしまうおかしな人です。
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社長がアナログ的な手法で作った看板 |
最後はデジタルを越えた精神世界と超異常現象のネットワークの美しい風景です。
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美しいハッカーの世界 |
これで「キテレツハカーわーるど」が完成しました。
最後になりますが、このような場を提供してくれたデータハウスの鵜野社長に感謝します。
hehehe...
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おれたちは永遠のチャレンジャーだぜ!
気合い!ふぉーーー( ^ω^)
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