十数年前に廃館して荒れ放題となった4400坪という伊豆の植物園を新宿のキテレツ出版社データハウスの鵜野義嗣社長が「自分の夢を具現化したい」と言い始め、その夢を実現するために、この植物園を買い取ったところから物語が始まります。
■株式会社データハウス（公式サイト）→ http://data-house.co.jp/
自分はその会社でハッキングとドラッグ書籍といった、世を混乱させるような危ない書籍を編集してきましたが産まれてきてごめんなさい。
このような書籍を出版している会社が満を持してやりたい放題の巨大な博物館を運営するのですから、その世界はきちがい沙汰です。
テーマは「昭和」という時代背景をベースとし、そこにあった情景を再現しています。
しかし、そこに独自の斜め目線でひとひねりを加えているため、結果的には「トンデモ」な世界となっています。
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| 伊豆の新名所となるか『まぼろし博覧会』 |
すでに伊豆では世界中の可愛いねこと触れ合える『ねこの博物館』、そしてキテレツ全開な『怪しい少年少女博物館』、これらを運営し、それなりの業績を残していますが、今回の『まぼろし博覧会』は総面積4400坪に多数の建物と広大なキャパシティを利用した壮大な計画となっています。
■まぼろし博覧会（公式サイト）→ http://maboroshi.pandora.nu/
■怪しい少年少女博物館（公式サイト）→ http://ayashii.pandora.nu/
■ねこの博物館（公式サイト）→ http://nekohaku.pandora.nu/
『まぼろし博覧会』は2014年2月現在、三つの建物が公開されています。
その中でも目を引くのが『全長15メートルの聖徳太子』の巨大像です。
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| 巨大な聖徳太子像 |
この聖徳太子の原型となる像を搬入する際、敷地の入口にある駐車場に分解された巨大パーツを置いていました。すると付近の方が「怪しい宗教団体がナニかを企んでいる」と警察に通報したため、ひと騒ぎとなりました。客観的にみると付近の方の通報は極めて正しい判断だと思います。
「止める人はいなかったのか？」、「なにをしたいの？」といった声が聴こえてきそうですが、もちろん、これはキテレツなコンテンツの一部でしかありません。
しかし、すべてのコンテンツについて紹介していたらキリがなく、また「なんであるのか？」を説明ができないので、まずは次のWebページを参照してください。
■『まぼろし博覧会 | Facebook』（運営：森園みるく先生）→ http://goo.gl/i4NbNL
例えば、プラモデルで精巧なジオラマ作りを趣味としている人がいるとします。
それは「自分の感性を好きなことをやって表現をしたい」ということではないでしょうか。
鵜野社長のしたいことは、それと同じだと考えます。
そして、まもなく上記Webページを管理している森園みるく先生とマンタム師匠とのコラボによる『村崎百郎館／未確認物体UMA館（仮題）』がオープン予定となっています。
ここでは建物を一棟フルに使い、そこで「鬼畜」と「電波」の世界を芸術的に表現しています。
「サブカル」「アングラ」「アート」に興味がある方は一見の価値ありです。
今後の各種情報は次のWebサイトを参照してください。
■『村崎百郎WEB』（運営：森園みるく先生）→ http://www.murasaki100.com/
■『脳ト眼球ノ時代』（運営：マンタム師匠）→ http://mantam.web.fc2.com/
村崎百郎氏がこの地に蘇生します！
「まいったか！このバカ野郎！蘇生したぜえええええ！」と声が聴こえてきそうです。
■『鬼畜のススメ（村崎百郎 著）』（データハウス）→ http://goo.gl/mpbsI7
■『祇園怪談 赤子三味線【まんがグリム童話】)（森園みるく 著/森山東 原作）』（ぶんか社）→ http://goo.gl/zaG8Bb
■『がらくた から たから: 古道具屋（マンタム 著）』（晶文社）→ http://goo.gl/JMVaFL
……こうした平穏な日々のなか、社長の鶴の一声により、このblogでお伝えする物語が勃発します。
話しの内容は「まぼろし博覧会内で30日という無茶ブリの工期で『ハッカー寺子屋』という意味不明な小屋を突貫のイケイケドーンでオープンさせろ」ということです。
その製作スタッフは『ハッカーの教科書』（データハウス）の著者IPUSIRON氏とMADの二人だけですが、とにかく死にかけで進めてみようかと思います。
■『ハッカーの教科書 完全版（IPUSIRON 著）』（データハウス）→ http://goo.gl/dCqCmE
■『Security Akademeia』（運営：IPUSIRON氏）→ http://akademeia.info/
そして、悪戦苦闘の進行内容を日記形式でMADが綴ります。
【BGM】The Clash - The Magnificent Dance → http://goo.gl/6dCISw
やってもーたる！
